けやきだより「人との関わりが心のリハビリ♡～ご家族との時間～」

今回の記事は作業療法士が担当します。
作業療法は【身体】と【心】に働きかけるのが特徴です。
心のリハビリの1つとして、新宿けやき園では入所後もご家族との時間を大切にしており、その支援の場面をご紹介します。

ケース①　ご夫婦

普段は別々の階で過ごされているお二人。施設行事や季節行事を一緒に楽しめるよう、お隣に座れるようにご案内しています。いつも愛情溢れるお二人の姿が印象的です。

ケース②　ご姉妹

何年も離れた場所で生活されていたお二人。縁あって当施設にお二人とも入所されました。久しぶりに会うことができ、目が合った瞬間にっこりと微笑み合っていた様子がとても素敵でした。

ケース③　親子

息子様が入所されてから面会に来られていたお母様。一時は会えない期間もありましたが、（願い叶って）お母様も当施設へ入所されることに。
写真はお母様のお誕生日祝いの言葉を伝えに、車椅子に座るリハビリも兼ねて会いに行った時のものです。面会時はいつも照れくさそうにされる息子様ですが、近くにいる安心感があるとお話されていました。

今回はご家族同士が同じ施設内に入所されているケースの紹介でしたが、入所者様と自宅で過ごされているご家族・ご友人・地域の方々と過ごす時間も大切に考えています。
今後も皆様が心穏やかに過ごしていただけるよう人と人との繋がりを意識して支援してまいります。