昨年の年明けから、新型コロナウイルスの影響による一切のボランティアさんの出入りが禁止となって、レクリエーション活動が大幅に制限される事態となってしまいました。
ぽつぽつと個別レクリエーション活動は行っていたものの、これまで皆様が楽しみにされていた歌の会や華道などができなくなってしまい、非常に申し訳ない気持ちになります。
あれから1年が経とうとしておりますが、未だボランティアさんを呼べるような状況にはならず、力不足ながら、11月から職員対応だけで華道クラブを再開することにしました。
感染経路遮断のため、開催は各階ごととしています。更に利用者様同士の距離を保てるように、少人数で行っています。
入所者の皆様が「お花を活ける」ことで、だれもが「上を向き」、その綺麗さに「笑顔になる」というところが華道クラブのいい所だと思います。普段、円背でうつむきがちな姿勢の方でも、しっかり腰が伸びた姿を見ると「おおっ」と感動します。
女性は特に、お花が好きなようで、毎回のように「綺麗ね」「素敵よ」と喜んでいただけます。
華道クラブ参加費用は、お花代の500円のみですが、毎回気を遣って多めに包んでくださる地元の花屋さんにも感謝しております。いつもありがとうございます。
ボランティアの先生によるしっかりとしたアドバイスは頂けませんが、入所者様に教わりながら、職員も共に楽しんでいます。