ごあいさつ

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新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。
新型コロナ感染予防対策の叫びとともに新しい年を迎えました。新宿区百人町に在る新宿けやき園は、感染リスクがかなり高い地域でもあり、職員一同、心の緊張を継続しながらコロナ禍が落ち着く日を心待ちにしております。

職員たちの自主的な感染予防対策管理の徹底ぶりには頭が下がる思いで、昨年を乗り越えることが出来ました。
ご家族の方々も面会制限を含む施設方針に、「そうですよね」「しかたがないですよね」の言葉とともに、遵っていただいております。

新宿けやき園の正面玄関の前は西外山公園ですので、ポカポカ暖かい陽が当たる時間には、「車いすで散歩してよいですか」、「すぐ近くのコンビニまで、空いた時間帯に買い物に出向いてよいですか」など、そっと聞いてくる職員の気持ちが痛いほどよくわかるので、そっと頷き返したりしています。
入居者の好物の品々を、玄関前まで頻繁に持参するご家族たちには、「確かにお届けしますので」と、ご家族の気持ちを込めて入居者に伝える介護職員にも頭が下がりっぱなしです。
また、お電話で入居者のご様子を聴いて下さるご家族に、丁寧に対応している各ユニットの介護職員たちにも有難く思います。

延命長寿を祝っての元旦のお屠蘇は、毎年入居者全員に声をかけて回ります。お一人ひとりの、それぞれお屠蘇を巡る際の話題は、ユニットの職員も一緒に、心から面白く、笑いがあふれる楽しい時を過ごしました。
コロナ禍で明けた年ですが、職員たちとともに出来るだけ楽しい、笑いの多い日々を重ねていきたいと念じています。

新宿けやき園の目の前に在る西戸山公園は、さくらの木で一杯です。4月に満開の桜の木の下で、笑い声があふれる入居者や職員の姿を待ち続けることに致します。

令和3年1月
新宿けやき園 施設長 杉原 素子