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けやきだより 1月「住み慣れた地域の中で支える」

新宿けやき園 施設長 杉原 素子

住み慣れた地域の中で支える

令和2年、新しい年を迎えました。新宿けやき園は、正面玄関の前に西戸山公園があります。年末から年始にかけて、小学生の子供たちや親子連れの幼い子供たちが、それぞれ精一杯に心や身体を動かし、声を張り上げながら遊んでいました。
また、新宿けやき園は新宿区百人町3丁目、4丁目、高田馬場4丁目に囲まれた住宅街にあり、百人町4丁目町内会に属してもいます。新宿けやき園に入所されているご高齢の方々や障害のある方々も、暖かい日には、職員やご家族とともにこの公園の集まりの仲間入りをします。また、新宿けやき園に入所されている方々の中には、この地域に住んでおられた方も多くいます。西戸山公園の光景や、都営住宅等の建物を眺めながら、一昔前とは異なり日本の福祉サービスは、住み慣れた地域に根差したものになってきたと実感しています。

パタパタと駆け寄ってきたお子様が桜の花びらをプレゼントしてくれました。小さな手で一生懸命拾った花びらは、大切な宝物です。

施設の目の前に子供からお年寄りまで集まる公園があるということは、とても素敵な環境だと思います。お散歩やお花見を楽しんでいます。

新宿けやき園は、沢山の都営住宅に囲まれています。日常生活にお困りの方や、お一人暮らしのお年寄りの拠り所になるよう尽力しています。